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デザイン選びは好みだけに走らないで

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好きなデザインに囲まれると

昔から花柄が好きだった、またギンガムチェック、タータンチェックに惹かれる等、好きなデザインやアイテムというのはあるものです。そしてその好きなデザインをファッションに取り入れるというのはとても素敵なこと。ただし、取り入れ方が大切です。
自分が好きなものだけを取り入れたファッションは、ともするとイタいファッションと見られてしまうこともあるものです。例えばご紹介したようなチェック好きという方が、上衣シャツの柄がチェック、スカートもチェック、加えて靴下もチェックだとしたらどうでしょう。本人は、どのチェックも違うデザインのチェックだから大丈夫だろうと思っていても、周囲からはちょっと個性が強すぎるように感じてしまうものです。この全てのチェックに統一感があっても同様。強い個性のアイテムを着こなすだけの気合と意気込みがあるとしてもイタいと見られることは必至です。

デザインの取り入れ方でオシャレさんに

デザイン強調されるアイテムでは、どんな模様なのかということだけでなく、どこに配置するか、またその存在感によってもイタいとみられるか、またオシャレと見られるか等、少しの差で変化が生じるものです。例えばスカートは比較的、全身のファッションの中でも存在感のあるアイテムのため、デザインが時代の流行にかけ離れていると、そのアイテムが存在するだけでイタいように見えてしまうことがあります。
スカートだけが強調されないよう、ジャケットやブーツ等の別のアイテムを組み合わせ、存在感を強調しすぎないだけでもイタい印象を排除し、オシャレに魅せることも可能。
大切なことは取り入れ方にあるのです。全身のコーディネートを見て、どこかに強調されるポイントがあれば、足し算、引き算などを加えてみることも大切です。