ダメージ加工の選び方も大切
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ダメージ加工されたアイテム
あえて使い続けたようなこなれ感を出すために、またレザーなどのハードなアイテムをさらに格好よく見せるためにダメージ加工されたアイテムというのがあるものです。普通の何気ないフード付きパーカーなどでも、ダメージ加工を加えて少しほつれ感を演出することで、古着のような味わいのある風格が出るため、ダメージ加工されたアイテムを好まれる方も多いもの。
破れやほつれ以外にも、例えばあえて塗料などで汚れを演出したものや、スタッズを加えてゴツゴツした雰囲気を加えたものもあります。どの加工も、ひと手間加えられたことで、アイテムを使い古されたハードな印象にするものです。こうした印象は、様々な年齢の人に使いやすいアイテムではあるのですが、使い方を誤ると年齢を重ねた方にはイタいアイテムとして見えてしまうことがあります。
使い方に配慮しよう
ダメージ加工されたアイテムは、全身のどこかにワンポイントとして置くのが理想的。あちこちにあると、加工ではなく本当にダメージを受けたように見えてしまい、オシャレとは程遠い印象を与えてしまうことがあります。
とくに年齢を重ねた人がダメージ加工されたアイテムを取り入れる場合には、使い方にも配慮が大切です。例えばダメージ加工されたアイテムを強調してしまうと、イタい印象を与えてしまいがちですから、さりげなく使うようにしましょう。加えていえば年齢を重ねるとダメージ加工が、加工ではなく本当のダメージに見えて痛々しく感じることもあるため、その他のアイテムで高級感や上質感を加えると良いでしょう。
例えばデニムパンツにダメージ加工されたアイテムを使うなら、上衣は上質な素材のもの、ゴールドなど華やかなアクセサリーを加える等の配慮が大切です。